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「中日新聞」掲載 備えるマイナンバー アナログ 紙で保管へ

中日新聞2015年9月30日付に北見昌朗の記事が掲載 

「中日新聞」(2015年9月30日朝刊付)に北見事務所のマイナンバーへの取り組みが掲載されました。
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備えるマイナンバー 細大漏らさず情報管理 
アナログ 紙で管理へ

社会保険労務士法人北見事務所(名古屋市)は今月、高さ180センチと人の背丈ほどある金庫を2台購入した。約200社ある中小企業から管理を請け負った従業員と扶養家族の個人番号を記した紙を保管するためだ。

依頼先の従業員の税務書類作成などで番号を使うたびに、北見事務所の担当者が金庫から原本を取り出して転記する。登録した担当者の顔を認証してからカギを開ける最新式で、2時間の火事に耐えられる。2台で重さが1.5トン近くあるため、事務所の床が抜けないように補強工事もしたという。

金庫にしまうアナログな保管方法を採用したのは、日本年金機構から約100万人分の個人情報が流出した問題がきっかけ。年金機構の場合、職員のパソコンに送り付けられたウイルスメールが原因となったが、北見昌朗所長は「ネットに接続したパソコンに保管する限り、安全は保てない。またデータのデジタル化は、USBメモリーなどで持ち出されるリスクもある」と指摘する。

(中日新聞 平成27年9月30日 3面)